経線と緯線

未分類

経線緯線を読み解くことで、地球上の位置関係を把握することができます。
そこで今回は経線と緯線、特に時差についての紹介をしていきます。

経線と緯線

経線とは北極点と南極点を結ぶ直線、緯線とは赤道を0度として南北に90度ずつに分け、同じ緯度を結んだ線であり、経線(縦)と緯線(横)で地球上の位置を示すことが可能です。

赤道(緯度0度)がどの辺りを通過しているかは確認しましょう。
陸地で赤道が通過する場所はアフリカ、東南アジア、南米の3カ所だけです。

アフリカ大陸はギニア湾を通過し、ちょうど大陸の凹んでいる場所に赤道が通っています。
アフリカの角と呼ばれるソマリアがある場所は赤道より少し北に位置しています。
東南アジアではマレー半島の付け根にあたる都市国家シンガポール、南米ではエクアドルアマゾン川河口付近を結んだ場所が赤道の通過点です。
赤道以外にもオーストラリア大陸とタスマニア島の間を通る緯線が南緯40度、エジプト首都カイロで北緯30度・東経135度、アメリカのニューオーリンズは北緯30度・西経90度であることも覚えていてもいいと思います。

時差の計算


経線はロンドンより東へ180度(東経)、西へ180度(西経)に分けます。
360度(1回転)÷24h(1日)=15度となり、経度15度分で1時間の時差が発生します。

北極点から世界を見るとこのような図になりますが、イギリスを通過する本初子午線が基準となります。日本は東経135度なのでイギリスとの時差は9時間となります。(135÷15)
また、アルゼンチンまでは12時間の時差になります。
東経・西経にまたがって時差の計算をするときは日付変更線を使わないことをお勧めします。
上記の図からわかるように東経分の時差(9時間)と西経分(3時間)の時差をそれぞれ算出し、足して計算することで、ミスを防げると思います。

コメント

Copied title and URL