台地

小地形

かつての扇状地三角州、海岸平野などが隆起し、数m~数十mほど周囲より高くなった台地があり、河岸段丘、海岸段丘も台地に含まれます。かつては洪積台地とよばれていましたが、最近ではあまり使用されない用語です。
台地上は水に乏しく開発が遅れていましたが、今では水道設備が整い、住宅開発も進んでいます。日光に恵まれ地盤は固く水害にも遭いにくいことから人気のある土地となり、○○台、○○ヶ丘などの地名がつくことが多いようです。古くは崖下が湧水地であり、民家が見られました。

※洪積台地・沖積平野について

新生代第4紀は約258万年前から約1万17000年前にあたる更新世(洪積世)、1万1700年前から現在にあたる完新世(沖積世)に分けられます。 かつては洪積世沖積世と呼ぶのが主流でしたが国際的な流れに合わせて完新世、更新世に変わってきました。沖積平野とは完新世に形成された平野であり、扇状地、氾濫原、三角州がこれに該当します。これに対して洪積台地とは更新世に形成された台地ですが、最近の高校地理では使用されなくなっています

コメント

Copied title and URL