系統地理

小地形

ケスタ・メサ・ビュート・モナドノック

ケスタ ケスタとは急斜面と緩斜面が連続する地形です。構造平野が傾いて地表に現れ、硬い地層と軟らかい地層が交互に積み重なっている場合に見られます。軟層は侵食がすすみ低地となり、硬層は侵食から取り残され丘陵を形成します。このように選択侵...
小地形

台地

かつての扇状地や三角州、海岸平野などが隆起し、数m~数十mほど周囲より高くなった台地があり、河岸段丘、海岸段丘も台地に含まれます。かつては洪積台地とよばれていましたが、最近ではあまり使用されない用語です。台地上は水に乏しく開発が遅れていま...
小地形

谷底平野・河岸段丘

V字谷 山間部を河川が流れると、徐々に川底を削り、長い年月をかけて深い谷を作ります。断面図がVに似ていることからV字谷と呼ばれます。 谷底平野 谷底平野とは、河川から供給された土砂が堆積して山地の間の形成された平...
系統地理

三角州

三角州(デルタ)は河口に広がる平野です。河川が河口に近づき、傾斜が緩くなると河川の流れが減速し、運搬されてきた土砂などが堆積して形成されるのです。水はけが悪い湿地であり、高潮や津波などの水害を受けやすい場所です。しかし、河川から運搬されて...
系統地理

氾濫原

氾濫原 河川中・下流域の氾濫原で形成される自然堤防・後背湿地・三日月湖(河跡湖)について紹介します。洪水が発生するごとに小さな起伏のある地形を形成してきたので、この場所を氾濫原とよんでいます。 自然堤防 河川は平...
小地形

扇状地

扇状地は山地から平地に移り変わる地点(遷移点)で見ることができます。傾斜のある山地から平坦な土地に変わり、河川の流速が弱まることで、運搬していた土砂が扇状に堆積して形成されるのです。扇状地には扇頂・扇央・扇端とそれぞれ呼ばれる地点があり、...
系統地理

各地域の造山帯

地域ごとに世界の山脈や造山帯を紹介していきます。 オセアニア 環太平洋造山帯はオーストラリアを囲むように分布していますが、オーストラリアに新期造山帯はありません。オーストラリア東部になだらかなグレートディバイディング山脈、そし...
系統地理

3つの造山帯

3つに区分される新期造山帯・古期造山帯・安定陸塊について紹介します。 新期造山帯 中生代から新生代(現在)に至るまで活動する造山帯が新期造山帯であり、狭まる境界と分布がほとんど同じです。新期造山帯には、太平洋の周りを囲む環太平...
系統地理

変動帯と造山帯

変動帯と安定地域 プレートの運動により地殻変動や火山活動が見られ、プレート境界に帯状に広がる地域を変動帯とよびます。プレートの動き方により広がる境界、狭まる境界、ずれる境界に分類されますがいずれの境界でも活動が見られます。逆に変動帯...
系統地理

大陸移動説と未来の予想大陸

1912年、ドイツの気象学者であったウェゲナーは大陸移動説を提唱しました。アフリカ西岸と南アメリカ大陸東岸の形が似ていることから、大陸は移動していると考えたのです。当時は批判されましたが、プレートテクトニクス理論の登場や物理学、地質学の研...
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